甲陽音楽&ダンス専門学校

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ドラマーとは?

ドラマーとは、ドラムセットを演奏するミュージシャンのことです。
音楽の内容によっては、世界各地のパーカッションやマーチングパーカッション、太鼓、ハンドドラム、カウベルなど、様々な打楽器を演奏することもあります。
曲のリズムを司り、バンドのグルーヴを生み出す土台となる重要な役割を担っています。

ロック、ポップス、ブルース、ボサノヴァ、ジャズ、フュージョン、ハードロック、へヴィメタルなど、様々な音楽ジャンルに合わせて演奏することが求められます。

ドラマーの活動スタイル

  • バンドやソロ、ユニットなど、何らかの形でドラマーとしてデビューして活動する
  • 自分以外のミュージシャンがライブやレコーディングをする際に、サポートプレイヤーとしてドラムを叩く
  • 音楽教室・音楽専門学校・音楽大学で、ドラムの講師としてレッスンを行う

正確なリズムを維持する集中力や持久力、様々な楽曲に合わせるリズム感やアレンジ力など、緻密さとテクニックが求められる仕事です。

独学で技術を高めることもできますが、アーティスト科やミュージシャン科などがある専門学校では、ドラムテクニックだけでなく、他ジャンルの楽器奏法や作曲、音楽著作権など、音楽業界に関する幅広い知識を学ぶことができます。

ドラマーの仕事内容

ドラマーの仕事内容

バンドのドラマーとして、またはアーティストのサポートミュージシャン、セッションプレイヤーとして、レコーディングやライブなどでドラムを演奏するのが主な仕事です。

バンドでデビューするドラマーはほんの一握りですが、プロダクションやレーベルに所属して楽曲をリリースしたり、ライブ活動を行ったりします。メディアに露出して有名になる可能性もあります。

セッションプレイヤーとして、他のアーティストのレコーディングでドラムを叩く仕事もあります。アーティスト本人だけでなく、アレンジャーやディレクターなどとコミュニケーションを取りながら、要求される演奏を的確にこなします。優れたテクニックとセンスが求められる、決して簡単ではない仕事です。そこからライブサポートの仕事につながることもあります。

アーティストのバックバンドに入ってサポートミュージシャンとしてドラムを叩く場合、最初は単発のライブに呼ばれることが多いようです。そこで実力を認められると、今度はツアーメンバーに選ばれることもあります。

作曲・編曲など楽曲制作を行ったり、副業として音楽学校・音楽教室講師を務めながらライブ活動をしているドラマーもいます。

ドラマーのやりがい・楽しさ

ドラムは楽曲の根幹と言える大切なパートですが、DTMの技術が発達した今、機械でまかなえるパートでもあります。
だからこそ「この人にドラムを叩いてほしい」と思ってもらえるドラマーを目指すことが、大きな目標になります。

ドラマーは、基本的に一人だけでできる仕事ではありません。誰かと一緒に演奏して初めて成立するポジションなので、そこでメンバーとの一体感が生まれたときには、大きなやりがいを感じます。

そのようにして奏でた音楽によって、聴く人に感動を与えられることも、やりがいにつながります。

ドラマーになるにはどうすればいいの?

ドラムという楽器は単独で演奏することがほとんどないため、バンドメンバーの一員になったり、スタジオミュージシャンとしてレコーディングに参加したり、音楽講師としてドラムを教えるなどの方法でドラマーとして働くことになります。

実力が伴ってくれば、有名なアーティストのバックバンドやサポートとして働く場合もあります。

プロのドラマーになるための方法をいくつか紹介しましょう。

  • オーディションやコンテストを受ける
    次世代のアーティスト発掘のために行われるオーディションから、ミュージシャンへの道をつかんだ人はたくさんいます。
    専門学校が、業界と提携して行うオーディションやコンテストもあります。
    オーディションに参加すること自体がとても貴重な経験になりますし、そこで認められると、プロダクションやレーベルに所属して活動できる可能性が広がります。
  • アンサンブルの経験を積む
    ドラムはアンサンブルの経験が特に必要なパートです。
    専門学校では、授業を通してアンサンブルの経験を積むことができます。
    また、他のパートの学生と接することで、それぞれの知識や考え方を知ることもできます。
  • プロの現場を経験する
    専門学校ではプロのドラマーが講師を務めていることが多く、現場の知識やノウハウを直接学んだり、共演できたりします。
    また、学校のスタジオはもちろんのこと、外部のライブハウスなどで実際に演奏する機会もあります。
    在学中からプロの現場を体験したり、プロの話を聞くことはとても大切です。

また、ドラムはギターやベースなどと違い、自宅で練習することが難しい楽器です。
その点、専門学校やドラム教室では、本物のドラムセットで思い切り音を出して練習できるため、入学するメリットはとても大きいと言えます。

ドラマーになるために必要な能力・資格

ドラマーにもっとも大切な能力は、「人を支えたいという責任感」と「楽曲に対する探究心」、そして「人とのコミュニケーションを大切にできること」です。

楽曲の演奏には感性も必要ですが、セオリーも大切です。

他のパートとコミュニケーションをとり演奏の大黒柱になることで、いい音楽を創造することができます。

そして、常日頃から様々なジャンルの楽曲を聴き、演奏することで表現の幅が広がり、ドラムがもっと楽しくなります。

また、最近は作曲家やアレンジャーが作ったトラックに、自宅でドラムパートを録音して納品するスタイルも少しずつ出てきています。
そのため、レコーディングやプログラミングの知識・ノウハウを持っていると、活動の幅がさらに広がります。

ドラマーになりたい高校生へのメッセージ

ドラマーになりたい高校生へのメッセージ

ドラマーの仕事に必要なスキルは、まずはリズム感です。
楽譜を見て、すぐに音楽の内容を理解できる音楽的センスも武器になります。

また、ドラマーはアンサンブルの中で指揮者のような役目も果たしているので、音楽全般に対する広い知識と才能が求められます。

ドラマーに向いている人の3つの特徴をお伝えします。

1.責任感の強い人

楽曲の中枢となるリズムを担当する楽器なので、他のパートを支える度量が必要です。
個性も大事ですが、裏のリーダーとしてしっかりイニシアティブを握る必要があります。

2.歌が好きな人

ドラムは歌(ヴォーカル)と距離が近いパートでもあります。
ヴォーカリストの気持ちを読み取って演奏することで、アンサンブルもよくなります。
リズムを刻むことが基本ですが、活躍しているドラマーは歌心のあるプレイヤーが多いです。

3.吸収力が高い人

一言でいうと吸収力が必要なパートです。
様々なジャンルを演奏することが多いため、幅広く音楽を聴いて練習する必要があります。
色んなことを体験して吸収したいという気持ちが重要です。

最終的に、アンサンブル全体をリズムでまとめ上げる技量を持てるようになると、あらゆるところから引く手あまたのドラマーになれます。まさに音楽の要(かなめ)とも言える、とても重要な仕事です。

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