甲陽音楽&ダンス専門学校

メニュー

音楽プロデューサーとは?

音楽プロデューサーとは?

一音楽プロデューサーとは、音楽制作の全工程を指揮する総合的な責任者のことを指します。

音楽プロデューサーの活動スタイル

  • レコード会社や音楽出版社、芸能プロダクションに所属する
  • フリーランスのプロデューサーとして個人で活動する
  • 自分の会社を立ち上げて活動する

あまり規模が大きくないレーベルの場合、音楽プロデューサーの仕事は多岐にわたりますが、大手レコード会社などでは、そのスキルによって細かく分担されていることが多いようです。

1.エグゼクティブプロデューサー
音楽プロデューサーの中の頂点に立つ、レーベル全体の総括責任者です。

2.A&Rプロデューサー
主にCDなどの音楽プロダクツ(商品)の企画制作を指揮し、楽曲を発掘したり、スタジオミュージシャンや制作スタッフのコーディネートなどを行います。

3.サウンドプロデューサー
楽曲やアルバムごとに音楽制作をとりまとめる立場で、自身がミュージシャンや作曲家、アレンジャーとして活躍している人だけができる職種です。

音楽プロデューサーの仕事内容

音楽プロデューサーの仕事内容

音楽プロデューサーの仕事内容としては、以下のようなものがあります。

  • アーティストのコンセプトや売り出し方を決定
    アーティストのイメージづけや音楽の方向性、宣伝活動の手段など、コンセプトや売り出し方をスタッフと話し合い、決めていきます。
  • サウンド制作、レコーディング
    制作する楽曲の方向性を決めたら、それに適した作詞家、作曲家、アレンジャーなどのクリエイターを選び、楽曲に合ったレコーディングエンジニアやミュージシャンを決め、最適なスタジオを選んでレコーディングに臨みます。
  • プロモーション関連業務
    CDなどのジャケットデザインや写真撮影、プロモーションビデオの撮影や制作、メディアの取材、ライブの企画や舞台制作といった様々な仕事が、楽曲制作と同時進行で進んでいきます。
  • 予算管理
    アーティスト本人はもちろんのこと、楽曲制作にかかわるミュージシャンや制作スタッフなどの報酬、スタジオやライブ会場の使用料、外注費など、予算の管理を行うことも音楽プロデューサーの重要な仕事です。

音楽プロデューサーのやりがい・楽しさ

音楽プロデューサーは、スターの卵を発掘するために膨大な数のデモ音源を聴いたり、巷で話題になっているアーティストがいればライブ会場へ足を運ぶなど、常に努力を重ねています。

その中で魅力を感じたアーティストを、プランナー、ディレクター、広告代理店の担当者などと協力し合い、そのアーティストをどのようにプロデュースしていくかを決定します。

こうしてようやくアーティストがデビューできるのです。デビュー後も、ファンや観客の反応を見ながら路線変更を繰り返すこともあります。

自分が発掘したアーティストがたくさんのファンに支持されたり、楽曲がヒットしてスターになるのを見守ることは、音楽プロデューサーにとって何よりの幸せです。

音楽プロデューサーになるにはどうすればいいの?

音楽プロデューサーになるにはどうすればいいの?

音楽プロデューサーは、音楽業界でたくさんの経験を積み、充分なセンスと実力を備えた人だけが到達できる職種です。

具体的な方法としては、音楽系の大学や専門学校を卒業した後、音楽業界の会社へ就職し、キャリアアップするのが一般的です。

近年は、大手のレコード会社でも学歴の条件を大卒に絞らず、優れた人材を幅広く募集することが多くなりました。

しかし、2年間以上の専門の音楽教育を受けている人のほうが、熱意や知識の面で高く評価される傾向はあります。

新卒で採用される可能性がある職種は、レコード会社ならアシスタントディレクター、音楽出版社なら編集アシスタントやアシスタントデザイナー、アーティストが所属するプロダクションならマネージャーや営業職などです。

そこからディレクターやレコーディングエンジニア、アシスタントプロデューサーなどに昇格し、さらにキャリアを積んで、ようやく音楽プロデューサーに挑戦できるようになります。

音楽プロデューサーになるために必要な能力・資格

音楽プロデューサーは、自分自身が歌ったり演奏する場合と違い、「音楽を聴くのが好き」「楽器が弾ける」といったレベルではとうてい務まりません。

まずは音楽業界での長い下積みが必要で、学校を卒業してレコード会社に入社し、アシスタントディレクターなどの職種からキャリアアップを目指します。

音楽プロデューサーに必要不可欠な、膨大な音楽に関する知識や技術は、こうした長年の下積み経験の中で徐々に培われていくものです。

下積みの第一歩としてアシスタントディレクターとして活躍することが求められますが、その際に必要なのは音楽に対する熱意とセンスです。

これらを持っている人は、音楽プロデューサーを目指す素質があります。

「今日よりも明日、少しでも成長した自分でありたい」という強い向上心を持ち、そのための課題を自分で見つけて努力できる人は、音楽プロデューサーに向いていると言えるでしょう。

音楽プロデューサーになりたい高校生へのメッセージ

音楽配信という新しいビジネスモデルの台頭により、CDの売上げは右肩下がりの傾向が続いています。

しかし、音楽プロデューサーにとってはデメリットばかりではありません。

業界の内外から様々な企業が音楽配信ビジネスに参入し、新しい雇用の場を生み出しています。

デジタルコンテンツの多様化、多チャンネル化により、番組やドラマ、CMに採用される楽曲の数も圧倒的に増えています。

さらに、海外とのオンライン会議やデジタルデータのやりとりが一般的になったことにより、日本のアーティストが海外で活躍できる可能性が広がり、海外アーティストを日本に招くチャンスも拡大しています。

アーティストと二人三脚で楽曲を制作する音楽プロデューサー。その活躍の場は、今後ますます増えていくことが予想され、とてもやりがいのある仕事なのは言うまでもありません。

Popular jobs

高校生が
よく見ているお仕事

1

ダンサー

ダンサーとは、文字通りダンスを職業とする人のことを指します。自分の身体を使ってパフォーマンスを披露し、観客に笑顔や感動を与えるのがダンサーの役目です。

ダンサーの活動スタイル

ダンサーのお仕事を見る
1

コンサートスタッフ

コンサートスタッフとは、コンサートやライブの準備とステージ運営を行う人のことを指します。

コンサートスタッフの活動スタイル

  • アー...

コンサートスタッフのお仕事を見る
1

シンガーソングライター

シンガーソングライターとは、自分で作詞・作曲し、歌を歌う人のことです。

シンガーソングライターの活動スタイル

自分の作品を配信やCDでリリースしたり、コンサートや...

シンガーソングライターのお仕事を見る

資料請求

資料請求

留学生の方へ English 中文